World Xplorer~ゲルマン系企業戦士の旅ワザ~

世界を飛び回る日々を写真付きで紹介したり、旅ワザを公開するブログです。

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スプラッシュドローン:水陸両用・全天候型の夢の防水ドローン

   

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今年の春ごろ、Kickstarterで水陸両用の防水ドローンへの出資が募集されていました。今や水陸両用ドローンと言えば、出てくるのはこれの記事ばかりです。

 

ですが、2016年完成のこのドローンを待たなくても、実はすでに発売されているモデルがあるらしいです。残念ながら日本の電波法の基準には合わないモデルではありますが、参考までにまとめてみたのでご覧ください。

 

※この記事は長いです。下の方に価格や仕様をまとめた表があるので、時間のない方はそちらをご覧ください。
※この記事の写真や動画は、メーカーから直接許可をいただいて公式サイトのものを使用しています。

 

海に落ちても平気なSplash Drone(スプラッシュドローン)!

何とこのスプラッシュドローン、海に落ちても平気だそうですw何なら、そのまま水中で撮影できてしまうとのことwww

 

何それw欲しすぎるwww

 

とりあえず、Kickstarterに出ているモデルのものではありますが、この動画をご覧ください。

 

しょっぱなからドローン水に放り投げてるww何コレやばいwww

 

他にも、釣りをしたり物を運んだりできるそうです。ドローンで釣りとか楽しそう・・・!

 

ただし、繰り返しますが、このドローンは2015年12月8日現在日本では無許可での使用が認められていない5.8Ghzの周波数を使用していますので、日本では使用できません。くれぐれもご注意ください。欲しい人は必要な許可を取るようにしましょう。

 

海に浮かべても沈めても操作できる

Kickstarterモデルの他に既存モデルには3種類のモデルがありますが、全て水に浮いた状態でも完全に水没した状態でも操縦可能だそうです。

 

ただし、水没は空中から落ちてしまった時のことしか想定していないらしいので、あんまり深く潜水させたりがっつり水中撮影するのはよくないみたいです(多分電波が届かなくなるんじゃないでしょうか)。メーカーの人曰く、「どのくらい潜れるか試してみることはできるけどね〜。おすすめはしないよw」とのこと・・・。のんきwww

 

日本では使えないことは承知の上で、既存モデルが気になって仕方なかったので、詳細な仕様や価格についてメーカーに直接問い合わせてみました。

 

スプラッシュドローン既存モデルの仕様

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現存のモデルにはSplash Drone RTF (Ready to Fly), Pro, AUTO の3種類がありますが、各モデルの違いは簡単に書くと以下のようになります。

 

  • RTF(10万円強): ドローンで釣りをしたり物を運ぶ人向けの最下位モデル
  • Pro(15万円強): 空撮する人向けモデルで、世界初「防水ジンバル」(カメラを取り付けて安定させるマウントみたいなもの)が付いている
  • AUTO(20万円弱): Proに更に自動追尾機能が付いたアクション撮影向き最上位モデル

 

RTFには「ジンバル」なる装備が付いておらず、カメラを取り付けることができないので、動画・静止画を撮影するにはPro以上が必要だそうです。

 

その他の詳細な機能や仕様は以下の通りです。メーカーのサイトには各モデルの比較表がなかったので、自分で作ってみました。

 

機能表

機能

AUTO Pro RTF

貨物リリース:1kgまでの荷物を持って飛行し、特定の場所に落とす機能(※1)。浮き輪を投げるなどのレスキュー、釣りをする時にエサを投げる、釣りをするなどの用途に使用可能

防水ジンバル:世界初のドローン用防水ジンバル。付属のGoPro型のFPV(First Person View)防水ケースはGoPro Hero 3、3+、4とZERO cameraに対応。

×

1kmまで通信可能な内蔵5.8Gビデオトランスミッター

自動帰還機能:操作ミスをしても自動的に帰ってくる機能。誤ってドローンを紛失することを防止。

航行コントロール:翼が固定された飛行機からヒントを得て、ドローンが自動的にまっすぐ飛行するよう設計。超安定の空撮が可能に。

×

(※2)

×

リアルタイムOSD(On-Screen Display)をコントローラーに表示:主要な飛行データをコントローラーのLCDに表示。飛行中のドローンの状態をマスターするのに役立つ機能

×

(※3)

×

追尾モード:特定の移動物体(人物など)を自動的に追尾し、空撮を実行

×

×

アプリでの操作:ドローンをAndroid、iOSのスマホやタブレットで操作する機能

×

×

地点登録・計画ミッション飛行:指定した高度にて、登録した地点を結ぶルートを飛行する機能

×

×

円形飛行:特定の物体の周りを360度飛行する機能。空撮に適する。

×

セルフタイトニング(自動締め付け?)カーボンファイバープロペラ:もう修理に苦労せずに済む強くて丈夫なプロペラ

スマートチャージャー:2-4Sリチウムポリマーバッテリーに対応し、複雑な設定が不要なオールインワン設計

アルミスーツケース:コンパクトで丈夫な運びやすい保護スーツケース。大容量でドローンもアクセサリも収納。

※1 メーカーによると、物は落とすだけで拾うことはできないそうです。
※2 公式サイトに書いてないだけで対応している気がします。
※3 公式サイトには詳しく書かれていませんが、メーカーによるとProもライブビュー(ディスプレイに表示)や飛行情報(コントローラーのLCDに表示)に対応しているそうです。

 

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仕様表

AUTO

Pro

RTF

価格

$1,599

$1,299

$899

日本円換算(122円)

¥195,078

¥158,478

¥109,678

本体

重量 2300g(フル装備時) 1150g(フレームのみ)

ホバリング精度

+/- 0.2 m

不明

最大ヨー角速度

25°

20°

不明

最大傾斜角度

25°

20°

不明

最大浮上・降下速度

4 m/s

不明

最大飛行速度

実測21 m/s

10m/s

不明

サイズ

直径450mm

直径:500mm
高さ:
120mm(着地ギア無し)
230mm(着地ギア有り)

飛行時間(荷物無し)

18分(4,500 mAh)

19分(4,500 mAh)

飛行時間(最大量積載時)

12分(4,500 mAh)

不明

最大飛行重量

2.8kg

2.5kg以上

動作保障温度

-10C°〜40C°

不明

バッテリー

種類・容量

4S 14.8V 4500mAh リチウムイオンバッテリー

充電可能温度 -10C°〜40C°

不明

コントローラー

重量 630g 390g 不明

動作周波数

2405〜2475HMZ

不明

受信可能距離

1.0 km

不明

受信機感度

(1%PER): -105dbm

不明

動作電流

120 mA

不明

バッテリー

7.4V-11.1V

1.5V AA 4個

不明

チャネル数 10 8
この表は公式サイトを参考にWorld Xplorerで独自に作成したものなので、間違っているところもあるかも知れません。また、無断での転載は認めておりませんのでご了承ください。

 

見れば見るほど欲しすぎる・・・。日本で出たら絶対に買うぞ!!!

 

 

対応のカメラ

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スプラッシュドローンは、どのモデルにもカメラは付いておらず、GoProやその類似品を別途購入する必要があるそうです。もし将来日本で発売されたら、GoProを持っている人は自分のカメラをそのまま使えることになりますね。

 

カメラはメーカーのFPV Factoryでも$159で買えます。これはZERO Cameraというカメラで、GoPro以上の機能を持つらしいです。更に、防水ケース付きのスポーツエディションを買えば、カメラ単体で水深40メートルまで潜ることができるそうなので、スキューバダイビングにも使えます。カメラだけでもほしい・・・!

 

どうしても欲しい場合注意すべき点

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スペックだけ見ると正に夢のドローンですが、そのままでは日本で使えないので、日本で正式に発売するまで待つべきだと思います。とりあえず現時点で分かっているハードルをまとめてみました。どうしても欲しい人は、しかるべき許可を取った上で使ってください。

 

  • ビデオトランスミッターが日本では違法の5.8Ghzを使用しているので、そのままでは使えない(コントローラーは合法の2.4Ghz)
  • 恐らく日本語サポートがないアメリカの商品。サポートを担当するのはメイン開発者本人と思われる
  • 最下位モデルでも10万円以上と、安くはない
  • 世間での認知度が低く、ほとんどノウハウが出回っていない
  • 購入後のサポートは基本DIYらしい。壊れた場合は直接メーカーに問い合わせて壊れたパーツを送ってもらい(有料?)、自分で取り替えるとのこと。メーカーに郵送して直してもらうこともできない模様なので、機械に弱い人には向かないかも知れない。

日本でちゃんと出るまで大人しく待つしかないですね。周波数だけ合法になったとしても、技適マークがないと使えませんし。

とりあえず今後に期待!

Kickstarterでこれだけ期待されているメーカーですので、今後日本への進出もあり得るかも知れません。今はその時をじっと待ちたいと思います。

 

今回、気になってメーカーの人に直接いろいろと問い合わせたので、今後も随時ウォッチしたいと思っています。

 

昨今何かと問題視されるドローンですから、ルールを守って安全に使いたいですね。なお、12/10には新しい規制もできるので、ドローンを使う人はご注意ください。

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